地方の小さな醤油屋ですが、海外への輸出にも対応しています!

日本から初めてヨーロッパへ輸出された醤油は、室次の「菊醤油」だと言われています。岩倉具視使節団もヨーロッパで「菊醤油」を確認しています。当時の菊醤油は現在、復刻版「幕末のソイソース」として製造・販売を続けています。

江戸時代後期の室次は、日本最大級の生産量を誇る醤油蔵元でした。戦後は安価な大量生産品に押され、生産量は激減しましたが、1573年創業から現在まで450年、小さいながらも変わらぬ場所で醤油造りを続けています。

近年、食や健康に対する関心の高まりや、世界的な和食ブームの影響もあり、国内外からの問い合わせが増えています。現存する日本最古の醤油蔵元であること、食品添加物に頼らない調味料造りにこだわっていること、グローバル社会となり地方であるデメリットが小さくなったこと、などが原因だと考えられます。

室次の醤油製品や昆布製品(2018年に創業100年の小田こんぶを事業承継)は、世界各地へ少しずつ輸出しています。スタッフ数名の地方の小さな会社ですが、間接輸出のみならず直接輸出にも対応しています。どの国や地域に注力しているということはなく、求められれば可能な限りお届けできるよう努力しております。

令和の主な輸出先:上海、香港、台湾、マレーシア、シンガポール、ドバイ、フランス、オランダ、スイス、スウェーデン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ハワイ、他

お知らせ | 2023年5月29日
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