「天然醸造しょうゆ」仕込み前の「麦炒り」
室次醤油のこだわり「天然醸造しょうゆ」を仕込む季節がやってまいりました。
(今年は記録的な大雪で、作業開始が2週間程遅れました)
動画は、発酵・熟成に1年かかる「天然醸造しょうゆ」を仕込む前の工程のひとつ「麦炒り」です。使用している小麦は、福井県産「ふくこむぎ(県大3号小麦)」です。炒った小麦を割って、蒸した丸大豆(福井県産「里のほほえみ」)に混ぜ、麹菌を培養した種麹を加えて、しょうゆ麹を造ります。設備は違えど、この伝統製法を400年近く前から続けています。
室次醤油のほとんどの製品は、この「天然醸造しょうゆ」がベースとなっています。
炒った小麦が水に浮かぶように炒り具合を調整します。今年はかなり良い出来でした!